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マダムバタフライフェスティバル・親子コンサート更新情報

マダム・バタフライ・フェスティバル2020 連載エッセー 長崎と蝶々さん②

 

長崎と蝶々さん② 「ご当地3部作」

 

  昭和43年からから数年間、長崎の歌謡曲は全盛期を迎えます。長崎を題材とした曲が次々と生まれ、いわゆるご当地ソングが大ヒットしました。「思案橋ブルース」も、「長崎ブルース」も、「長崎は今日も雨だった」も、「長崎の夜はむらさき」もこの頃の曲です。

  実は、プッチーニもヨーロッパ以外の街(都市)を舞台としたオペラを作曲しています。ご当地3部作と言われているもので、長崎が舞台の「マダム・バタフライ」、アメリカ西部を舞台とした「西部の娘」(https://www.youtube.com/watch?v=2pDwwt9JOns)。そして北京の紫禁城が舞台の「トゥーランドット」(https://www.youtube.com/watch?v=5vlgV3688q4)です。多くのイタリアオペラがヨーロッパの街を舞台としている中で、これはとても興味深いことです。バタフライでは、日本のメロディーが数多く紹介され、西部の娘では、インディアンの歌が、そしてトゥーランドットでは、中国の民謡もモチーフとしています。

  20世紀の初頭、ヨーロッパの多くの芸術家が、東洋に強い関心があったという背景はあると思いますが、電気的な仕掛けや、車も大好きだったプッチーニは、とにかく新しい物、見知らぬ世界への興味・関心が強かったようです。プッチーニが晩年を過ごした、トッレ・デル・ラーゴの家を訪ねると、そんな面白い仕掛けがたくさんありますが、その話はまたいつか。

UTAOTO実行委員会 堀内)

 

【2020/01/15】
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