会長エッセイ

会長メッセージ

今回、長崎県音楽連盟会長を拝命しました調 漸(しらべ すすむ)と申します。令和になっての初めての正月でした、おめでとうございます。

昨年は本連盟の会長を長年勤められ、「音楽を楽しめる街、長崎」を皆さんと一緒につくりたいと長崎の街を愛し、音楽の普及に奔走された齋藤 寛先生のご逝去に接し大いに驚き、落胆した年でありました。 そうした中で長崎大学の創楽堂で齋藤 寛先生追悼演奏会が先生の奥様ご家族のご参加の中開催されました。長崎の音楽家の方達の一人一人が先生の思い出を語り、ゆかりの音楽を演奏する本当に心暖まる演奏会でした。齋藤先生の慕われるお人柄だけでなく音楽を愛する音楽家の心の優しさを感じる会になりました。

ある日堀内伊吹教授が小生の部屋にこられ、何を仰るのかと思えば齋藤先生の後、長崎音楽連盟会長を引き受けてくれないかと言われ正直唖然としました。即座にお断りをしようとしましたが結局、堀内先生の熱意に負けてお引き受けすることに致しましたが初代の野崎元治会長に始まり、伊藤昭六会長、齋藤寛会長というそれぞれの時代の長崎の文化を担うに相応しい錚々たる先輩方の後に続くのが本当に私でいいのかと言う自問は引き受けて以来続いております。

ご存知のように長崎大学に創楽堂というスタンウェイのグランドピアノを常設し、100席程度の小さいながらも居心地の良い、演奏家から距離が極めて近く音楽に包まれる感覚で聴ける音楽ホールがあります。私はこの創楽堂の運営委員長を務めて来たくらいしか音楽との縁はなかったのですが。

さて私は長崎に生まれ、育ち大学時代と国内外留学時代(東京の1年と米国3年)を除けばずっと長崎で医師として、あるいは大学人として過ごしております。これまで音楽とは縁のない生活をして参りました。地域医療人育成事業を立ち上げ平戸市に教育拠点をつくり、大学に核兵器廃絶研究センターを創設し長崎からの核廃絶のメッセージを若者たちと共に発信、またウイルス研究施設の建設も手がけて参りました。長崎と大学の活性化を望んでのこれらの取り組みです。

大学運営や社会貢献事業を担う中で多くの出会いがあり地域社会の中での暮らしやの街の活性化について学び、考える機会が多くありました。抱えるプロジェクトは多くはまだ途上ではありますが、さあ、次は音楽。  

何をしようか、考え始めた自分に気づいています。 音楽のあふれる平和で素敵な街づくり、みんなでやってみましょう。

長崎県音楽連盟
会 長 調  漸

【2020/03/18】

11/12 齋藤寛先生 追悼演奏会

8月にご逝去された、故齋藤寛先生(長崎大学元学長、長崎県音楽連盟前会長)を偲んで、追悼演奏会を開催いたします。皆様どうぞ、お出かけください。

 


 期日:2019年11月12日(火)午後7時より
 会場:長崎創楽堂
 主催:長崎県音楽連盟
 共催:長崎大学教育学部音楽教室、長崎創楽堂
  *入場は無料です。どうぞ平服でおでかけください。


 

【演奏予定曲目】

 アヴェ・ベルム・コルプス(モーツァルト)
 ヴァイオリンソナタ ト長調 Kv.301 第1楽章(モーツァルト)
 落葉松(野上彰/小林秀雄)
 樹の組曲より「白樺」(シベリウス)
 希望の灯りを絶やすまじ(京えりこ/橋本剛)
 即興曲 作品142-2(シューベルト)
 長崎の夜はむらさき(新井利昌)
 菩提樹(シューベルト)
 見上げてごらん夜の星を(編曲:河野久寿)
 夜想曲(ショパン)
 レクイエムより(フォーレ) ほか

 

【出演】*50音順
音楽連盟有志による合唱団、市原隆靖(オーボエ)、小川勉(クラリネット)、加納暁子(ヴァイオリン)、教育学部音楽専横学生合唱団、田川尚美(ピアノ)、種口敬明(ファゴット)、林田賢(ピアノ)、福地友子(ソプラノ)、堀内伊吹(ピアノ)、松川暢男(指導)、三上次郎(ピアノ)、宮下茂(バリトン)ほか

 

【2019/11/08】
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